【SW】物悲しい母子の絵
展覧会「スター・ウォーズ アイデンティティーズ」行ってきました!
その興奮そのままに、一日一品紹介してますが。
今回は…。
「アナキンと彼の両親」と題されたコンセプト・アート。
テリル・ウィットラッチ作、オリジナルの鉛筆画を複写したものに、マーカーで色づけしてあります。
「大勢の人で賑わう通りを眺めるシミとアナキン・スカイウォーカー。
オリジナル・スケッチを複写し、そこに色を加えていく手法が使われている。元のスケッチを修正せずに複数の色の組み合わせを試すことができることから、コンセプト・アーティストたちに人気の手法だった」
賑やかですが。
なんか物悲しい絵にも見えます。
シミとアナキンの目の前にも、路上にも、屋根の上にも、爬虫類系の存在感。
その隙間で人が生きてる感じ。
煙突からも温かな生活の煙とは思えない、工場っぽい煙だし。
町の向こうに広がるのは、見渡す限りの荒野。
…切ない。
ここではないドコカへ行きたい気持ちになる絵でした。