【中東】世界史で覚えたような…死海文書発見の地
久々、二十数年ぶりに来たイスラエル。
本日紹介するのは、クムラン遺跡。
死海文書が見つかった場所です。
…あの死海文書です!
しかいもんじょ、と読みます。
世界史で記憶しましたよね?
…覚えてません?
…っつーか知らない?
ワタクシ世界史、高校の模試で300位になったことあるんで(えっへん)。
結構、重箱の隅をつつくようなモノも記憶したんで。
というワケで、これまでのメジャーな場所とは一線を画すマニアックな観光地。
お時間ない方、興味ない方はずずずいと飛ばして。
スターだけ押していってください(笑)
1947年、群れから離れた山羊を捜していた遊牧民の少年が。
洞穴の中でいくつかの壺を発見します。
その中にはこんな巻物が。
それが旧約聖書の写本。
「二十世紀最大の考古学的発見」と言われてるそうです。
死海文書以前に知られていた最古のヘブライ語写本は、925年頃だったので、最古の写本が一気に1000年さかのぼったんですね。
(これはレプリカ。本物は、エルサレムのイスラエル博物館にある死海写本館に展示。時間なく断念、涙)
これが死海文書を残したと言われているユダヤ教の集団「クムラン教団」の生活の跡。
共有財産制・独身主義で、ユダヤの厳しい内部規定に従った自給自足の生活を営んでいたそう。
で、その近く。これが文書の発見場所。
穴が空いてるのが、発見された洞窟です。
下は深い谷。
どうやって中に入ったんだろう…。
スゲーな、少年の勇気。
その少年ですが。
古物商に100ドルで売り、喜んで帰っていき。
その後、流れ流れてアメリカで200万ドルで買われたんだとか。
少年の名は分かってないそうです。
生きてたら80歳。
重い重い100ドル何に使ったのかなあ。
…人生って面白いですよねー。
kyoro77.hateblo.jp
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