【科学】ろうを塗るとなぜ滑る?
引き戸を長年使っていると、木の繊維がガサガサ毛羽立ち、動きが悪くなります。
引き戸の敷居にろうを塗ると、滑りが良くなります。
なんでだろう?
ろうそくは、石油から取り出したパラフィンという物質で出来てます。
パラフィンの正体は、炭素と水素の原資がたくさんつながった細い糸。
その糸が集まって出来てます。
1グラムに含まれる糸の本数は、1兆の10億倍!
で、ろうそくを塗ると、敷居と引き戸の間にパラフィンの層が出来て、パラフィン同士が代わりに滑ってくれるので動きが良くなるんです。
このパラフィンの糸は、互いにくっつく力が弱いから、絡んだりはしませんよ。
ちなみに、その①。
薄く塗るのがポイント!
あまり厚く塗ると、敷居と引き戸の触れ合う部分が増えて、効果が弱まりますよー。
ちなみに、その②。
スキー板用のワックスも、主な成分はパラフィン。
クレヨンの中にもパラフィンが入ってます。
紙が破れたら困るもんね。
ちなみに、その③。
踏むと滑るバナナの皮は、パラフィンではなくセルロースという糸。
紙を作るパルプの原料にもなりますよー。
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