【SW】カンティーナの客一覧
「スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望のカンティーナのシーンは、当時としてはかなり革命的なものでした。日常的な環境の中にエイリアンがいる光景を観客が目にするのは初めてだったからです。
これは、この作品に対してジョージ・ルーカスが思いついたアイデアのひとつでした。
バーでエイリアンが普通にお酒を飲み、人間がよそ者(エイリアン)扱いを受けるという、これまで目にしたことのないシーンを観客に見せたいと考えたのです」
そのシーンを生み出したのが、この絵。
「モス・アイズリーのカンティーナに集まる客のほとんど(展覧会では「ほとんだ」と誤植)が描かれた一覧。衣装がそれぞれ何着必要かが記載されている。
衣装デザイン担当のジョン・モロは、1978年のアカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞した」
銀河に散らばる星々。
人間が当たり前でない世界。
多種多様な生物性。
スター・ウォーズを魅力的にしている要素のひとつですよね。
それがぎゅぎゅうっと凝縮されたコンセプト・アートでした。