Cubに乗ってどこまでも

株主優待大好きサラリーマン。タダ取りなんてケチなことは言わないガチホルダー。優待生活を綴ります。あとは旅行先とか雑学とか。

【災害】風化させないで…13年ぶり地図記号新設

地理院が、新たな地図記号を13年ぶりに新設しました。
災害の石碑やモニュメントの位置を示す「自然災害伝承碑」です。
災害の記憶を今に伝える「しるし」を地図に載せることで、災害の記憶を風化させず、防災意識の向上につなげたい…という気持ちを込めました。

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きっかけは、昨年7月の西日本豪雨
土砂災害などで18人が犠牲になった広島県坂町では、実は1907年7月にも豪雨で土石流が発生。46人の命が奪われたそうです。
この災禍を伝える水害碑が町内2か所にありました。
ただその史実を知らない住民が多かったそうです。

埋もれた記憶を呼び覚まそう。
災害への備えにつなげてもらおう。
4月以降、全国の市区町村に呼び掛けると。
6月14日時点で全国46市町村から140か所の申請があったそう。
全て採用される見込みで、今月からウェブ上「地理院地図」に、9月からは地理院発行の紙の2万5000分の1の地形図に掲載されます。情報は月1回更新されます。


ちなみにその①。
地図記号は、自然災害伝承碑で132種類となりました。

ちなみにその②。
国土地理院によると、日本の地図記号1880年、旧日本軍がフランス陸軍のものを参考に作ったのが始まりだそうです。

ちなみにその③。
郵便局や神社などデザインを変えながら、今も残る記号がある一方で。
米蔵や水車、塩田など施設の減少で廃止されたものも。

ちなみにその④。
2006年には、再生可能エネルギー風力発電に使う「風車」と「老人ホーム」が誕生。
親善災害伝承碑はそれ以来13年ぶりとなります。

ちなみにその⑤。
2016年には、訪日外国人も理解できるように、外国語の地図用にホテルや郵便局などのデザインが別に作成されました。



先ほども、新潟県震度6強地震がありました。
天災は忘れたころにやってきます。
今一度、備蓄や避難場所を見直しませんか?